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大気社のマテリアリティ CSR報告書 | 大気社

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Academic year: 2018

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(1)

創業理念

「顧客第一」

企業理念

経営ビジョン

1. 永続的に成長し、 社会に貢献する会社づくり 2. 魅力ある会社づくり お取引先

さま

社員と その家族

株主さま

官公庁

地球環境

お客さま 地域社会

大気社のマテリアリティ

企業統治

人材育成

コンプライアンスの推進

従業員の雇用と定着

労働安全衛生

客先要求に対する技術力・商品力

働きやすい職場環境の整備

品質管理

情報セキュリティ

資源・エネルギーの効率的利用

顧客とは広義において社会全般を 意味する。

顧客第一の精神とは、永続性のある 信頼を顧客から得ることである。 そのためには、個人あるいは 企業自身の行動が、先方に利益と 幸福をもたらすという

信念に立脚して、自己の良心に従い、 何事にもベストを尽くさなければ ならない。

法令とその精神を順守し、 公正で自由な競争のもとに適正な 取引を行い、透明性と高い倫理観で、 顧客・取引先、株主、社員、 地域・社会、地球環境に貢献する。

企業理念

1. 永続的に成長し、社会に貢献する会社づくり

1. 付加価値の増大を通じて企業の永続的成長を図り、もって顧客、

関連企業の繁栄と、社員の豊かな生活づくりをめざす。 2. 社会のニーズに合致した技術を通じて、豊かな環境の創造と

産業社会の発展を図り、 もって社会への貢献をめざす。

2. 魅力ある会社づくり

1. 仕事を通じて、個人の創造性、活動性を実現できる、働き甲斐ある 会社づくりをめざす。

2. 相互信頼、協調、合理性の精神のもとに、全社員が一体となって 企業目標を達成する組織風土の会社づくりをめざす。

3. 〈エネルギー・空気・水〉の探求を通じて、技術、市場、人材開発等、 企業経営のあらゆる面においてユニークな会社づくりをめざす。

経営ビジョン

創業理念「顧客第一」

理念体系

大気社は、創業理念「顧客第一」のもと、日々の業務を通じて、全てのステークホルダーに貢献してきました。

創業理念の実践をCSRととらえ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを展開しています。

ステークホルダーの期待に応えながら、社会課題解決に貢献するため、当社では2017年、国際的ガイドラインなどを

参照し、ステークホルダーおよび当社にとっての重要度を踏まえ、当社のマテリアリティを特定しました。

これらの特定したマテリアリティに基づき、着実にCSR活動を推進していきます。

大気社のマテリアリティ

(2)

株主さま

社員と

その家族

お取引先

さま

地域社会

官公庁

地球環境

お客さま

ステークホルダー

マテリアリティ特定プロセス

ステークホルダーとの関わり

● 社員とその家族の豊かな生活づくり ● 人材の活用と育成

● 公平な評価と処遇 ● 人権・人格・個性の尊重 ● 多様な人材が活躍できる職場づくり ● 労働安全衛生への配慮

●組織風土改善委員会を通じた対話

●相談窓口

●従業員満足度調査

社員とその家族

● 文化や慣習の尊重と発展への貢献 ● 事故・災害の防止

● 社会課題の解決に向けた協力・連携 ● 雇用の確保や納税

● 地域・社会貢献活動への参加

●社員の社会貢献活動、地域貢献活動への参加

●地域コミュニティへの参加

地域社会

● 低炭素化に向けた貢献

● 環境に配慮した新技術、製品の研究開発 ● 省エネ、リサイクルの推進

● 廃棄物量削減、有害化学物質の排出量削減 ● 環境マネジメントシステムに基づく環境保全活動

●各種法規制対応

●ステークホルダー・ダイアログ

地球環境

● 企業価値の維持・向上 ● 安定的利益の確保と適正な還元 ● 企業情報の適時・適切な開示

●株主総会、決算説明会 ●投資家訪問 ● IRサイト

株主さま

● 大気社の責任 ●主な対話方法

● 法規制・行政指導などの順守 ● 税金の納付

● 公的諸課題解決に向けての諸政策への協力

●業界団体への参画 ●各種届出・報告

官公庁

● 公平・公正な取引

● 顧客満足・グリーン調達の実現に向けた 情報共有や協働

●取引先調査 ●周知会の開催 ●グリーン調達優良企業表彰

お取引先さま

● 価値ある製品・サービスの提供

● 品質・コスト・納期などあらゆる面での顧客満足 の向上

● 製品・サービスに関する正確・適切な情報提供

●営業活動を通じた対話 ●ウェブサイト、ニュースレター ●展示会などを通じた情報提供

お客さま

T

op

Message

12

大気社 CSR報告書 2017

GRIガイドライン第4版、ISO26000などの国際的ガイドライン、CSR評価機関の開示要請項目、お客さまからのCSR

調査内容、社員アンケート結果などをもとに、当社のCSR活動と開示に関する分析を行った結果、マテリアリティの特

定および開示に優先的に取り組むべきと認識し、一連の取り組みを実施しました。

重点課題特定にあたって、複数のガイドラインや他社のマテリアリティ情報を参考にしながら、54項目のCSR課題に

整理したうえで、当社グループの事業との関連性を踏まえ、検討すべき20項目のCSR課題を抽出しました。

STEP 1

CSR課題の

特定

抽出された課題に対して、2つの軸で各課題の優先順位付けを行いました。

① ステークホルダーにとっての重要度

CSRガイドラインや、ステークホルダーとのコミュニケーションから得られた情報、他社からの調達アンケート状

況などをもとに課題の重要度を定めました。

② 当社にとっての重要度

経営層(取締役会メンバー、CSR担当役員)へのアンケートを実施。抽出された課題に対し、当社にとっての重要度に

ついて5段階評価による分析を行いました。分析にあたり、中期経営計画、社内規程などとの関連性を確認しました。

さらに、短期的視点に留まらず、長期的視点で自社事業への影響度を判断したうえで、重要度を判定しました。

STEP 2

優先順位付け

経営方針・計画との整合性なども考慮し、優先順位付けした結果をまとめ、

経営層にて妥当性を検討しました。

STEP 3

妥当性の確認

妥当性の確認を踏まえ、社内で最終検討を行い、10項目のCSR重要課題をマテリアリティとして特定しました。

STEP 4

(3)

大気社のマテリアリティ

特定したマテリアリティ

優先順位付けした課題(重要度の高い課題)のうち、ステークホルダーおよび当社にとって重要度が非常に高い課題

(赤枠で囲んだ部分)を当社のマテリアリティとして特定しました。

マテリアリティの概要

当社にとっての重要度

非常に高い

高い

大気社 CSR報告書 2017

13

特定した

マテリアリティ 概要 関連するCSR活動

企業統治

持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、さまざまなステークホル

ダーと良好な関係を構築するとともに、適正な意思決定と事業遂行の実現、経営 の健全性の確保、アカウンタビリティ(説明責任)向上に努めます。

P.17-18 P.19 P.20 P.23-24

: コーポレート・ガバナンス : リスクマネジメント : 内部統制 : 環境マネジメント

人材育成

企業が目指す戦略を実現するために必要な人材像を明らかにし、期待される活

動を最大化すべく、知識、スキルをさまざまな形で付与し、社員のパフォーマン スを向上させます。各種教育・研修機会の提供および適正評価の仕組みづくりを 行い、人が育つ職場づくりを推進します。

P.42 : 人材育成の基本的な考え方、 人材開発ビジョン(労働慣行) P.43 : グローバル人事制度、

公平・公正な評価(労働慣行)

コンプライアンスの

推進

企業倫理・コンプライアンスの体制を整備し適切に運用するとともに、社員の法

令順守に対する意識向上を推進します。 P.21-22P.34 : コンプライアンス: 化学物質管理

従業員の雇用と定着

最良の人材を確保し、採用した従業員が早期離職することなく職場に定着し、そ

の能力を発揮できる組織づくりに取り組みます。 P.42P.44 : 人材開発ビジョン: ワークライフバランスの充実(労働慣行)

労働安全衛生

「安全第一主義」の理念のもと、体系的・組織的に安全衛生管理を行います。安全 と健康に配慮した職場環境を提供するため、社員の健康への配慮、労働災害の撲 滅、長時間労働の是正、メンタルヘルスの向上などに取り組みます。

P.37-38: 労働安全衛生への取り組み

客先要求に対する

技術力・商品力

業績・競争力向上に資する技術力・商品力を追求するとともに、社会的課題や顧

客の潜在ニーズに配慮した技術開発、先進的な取り組みにも注力します。 P.7-10P.25-28 P.29-32

: 事業内容紹介 : 低炭素化への取り組み : 環境負荷低減技術

働きやすい

職場環境の整備

社員一人一人が物心両面で満足できる、働きがいのある魅力ある会社づくりを 推進します。あらゆる社員が能力を十分に発揮できるよう、福利厚生制度の充 実、仕事と育児・介護などを両立できる働きやすい環境づくり、多様な働き方が できる労働環境の整備、社員の処遇や職場環境の改善、長時間労働の抑制などに 取り組みます。

P.41

P.44 P.45

: 人権に対する基本的な考え方、 組織風土改善委員会、 ハラスメント対策(労働慣行) : ワークライフバランスの充実(労働慣行) : 働き方改革実現に向けて(労働慣行)

品質管理

高い顧客満足を得られる品質水準を確保します。継続的な品質改善と標準化に

より、顧客に信頼感・安心感・満足感を与える品質を提供します。現場の品質ト ラブルの未然防止にも取り組みます。

P.39-40: 品質向上への取り組み

情報セキュリティ

IT環境のセキュリティ強化や教育コンテンツを整備し、周知徹底することで、情 報漏えいの防止に対するセキュリティレベルの向上を図ります。社員の個人情報 のほか、事業活動を通して入手・保持する発注者や取引業者などの個人情報の保 護を徹底します。

P.20 : 情報セキュリティ(内部統制)

P.46 : 機密情報の管理(取引先との関わり)

資源・エネルギーの

効率的利用

循環型社会の構築に貢献すべく、資源を有効利用し、日常生活や事業活動におけ る省エネルギーを進め、電力および都市ガスの消費量削減、製品回収・リサイク ル、容器・包装削減などに取り組みます。

P.33 P.35 P.36

:循環型社会 :グリーン調達 :マテリアルフロー

企業統治

人材育成

コンプライアンスの推進 従業員の雇用と定着

ダイバーシティ 労働安全衛生

客先要求に対する技術力・商品力 品質管理

情報セキュリティ 資源・エネルギーの

効率的利用 気候変動への対応

地域社会貢献活動

人権尊重 腐敗防止

サプライチェーン マネジメント

(4)

株式会社日本政策投資銀行 執行役員

産業調査本部 副本部長

竹ケ原 啓介

大気社のマテリアリティ特定について

今後の方向性

当社では特定したマテリアリティに基づきCSR活動を推進するとともに、

経年で活動評価・分析を行い活動を強化していきます。

ステークホルダーの要請や、事業環境の変化、活動の進捗状況に応じて

マテリアリティの見直しも図っていきます。

Do

Check

大気社の

CSR活動

Action

Plan

今回、マテリアリティ分析を拝見するにあたり、ご担当

の皆さまから問題意識や実際の進め方について詳しくご説

明をいただきましたが、2つの点が印象的でした。

まず、課題を洗い出す際の視野の広さです。非財務情報

の開示に関する国際的なガイドラインや外部機関の評価項

目はもとより、顧客によるサプライチェーン調査まで自社

が取り組むべき課題の洗い出しに活用しているのは、「顧

客第一」を創業理念に掲げる貴社らしく、同時に、要求水

準の高い顧客を擁するポジションを上手く生かしたアプ

ローチだと感じました。

次に、徹底した社内の巻き込みです。社内アンケート

を通して、全社員に自社グループにとって重要なCSR課

題を考える機会を提供したほか、自社軸に沿った優先順

位付けの段階では、経営層による事業戦略などと関連さ

せた重要性評価が行われています。マテリアリティ分析

の視点を社内に浸透させるうえで大変有意義な取り組み

だと思います。

報告書では、こうした特定プロセスを経て抽出された中

から、10項目が優先度の非常に高い課題として紹介され

ています。特定されたのは、いずれも疑う余地のない重要

な経営課題であり、今回のマテリアリティ分析作業の有効

性を示しています。

他方、やや気がかりな点があるとすれば、特定されたの

が文字通り「課題」であり、貴社の成長シナリオやブラン

ド価値との関係性が見えにくい点であるといえます。現在

実践されている事例の多くは、①ISO26000や国連の「持

続可能な開発目標(SDGs)」など公知の社会課題の中から

自社と関係性が深いものを選択する、いわば「課題選択

型」と、②こうした課題の中から自社の成長機会につなが

るテーマを見極めようとする、「価値創造シナリオ型」と

でもいうべきもの、とに大別できるように思います。マテ

リアリティ分析に正解はありませんが、貴社のようにトッ

プマネジメントが直接関与され、経営戦略と一体で議論す

る仕組みを構築されている場合には、後者のアプローチの

ほうが、ステークホルダーへのメッセージ性を高める点で

より有効でしょう。

今後は、貴社の最大の強みである、低炭素化をはじめと

した顧客の環境課題解決と自社の成長とを同期させること

ができる立ち位置や、海外事業のウエートが高くグローバ

ル人材を多く抱えるなど、貴社のビジネスモデルを生かせ

る切り口からマテリアリティを整理し、これらをKPI(管

理指標)で裏付けることでアウトカムを見せていく展開に

も期待したいと思います。その際にも、今回確立された特

定プロセスは強力な武器になるでしょう。

T

op

Message

参照

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